~ 2025年新NISAのつみたて投資枠、成長投資枠のおすすめ商品(日本人投資家向け)~
[目次]
- 新NISAのつみたて投資枠で取引する商品
- 新NISAの成長投資枠で購入する商品 配当金(インカムゲイン)編
- 新NISAの成長投資枠で購入する商品 売却差益(キャピタルゲイン)編
- 新NISAで購入した商品を売却するタイミング
成長投資枠をつみたて投資枠と同じ考えで投資しないこと。短期投資(デイトレ、スイングトレード)で成長投資枠を240万使って、年10%以上利益を出すことも可能。そのため、成長投資枠をつみたて投資枠と同じ商品に投資することは推奨しない。投資方法が楽ではあるのは認めるが、それが投資なのか?と自考すると私はそうは思わない。特定口座で投資する商品を考慮すれば、失敗して損切りしても、原因を追究して次につながれば投資信託以上の利益を出すことは可能と考える。
[新NISAのつみたて投資枠で取引する商品]
米国株は割高なので、オルカンかインド株を推奨する。2024/12/27時点で2025年の金利利下げ回数は2なので、3以上になればeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に変更してもOK。
オルカンとS&P500の2択の認識のため以下の通り。
① eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) <オルカン
② ピクテ-iTrustインド株式
③ ①と②を半分ずつ買う <両方買いたい人向け
[新NISAの成長投資枠で購入する商品 配当金(インカムゲイン)編]
配当金目的で新NISAの成長投資枠を投資する場合は円安・円高を意識する必要がある
- 会社の業績や配当性向を確認すること
- 純利益が赤字かつ配当性向100%越えはNG
- 減配する可能性が高くなる
- 長期的に円安になる場合
ドル建てで以下の企業の株を購入する。2024年と比較して年初の配当利回りが低いので、2025年は配当金狙いは推奨しない。配当利回り目的ならBTIだけでいいかと。
株価が下がってほしい銘柄の1つ。30ドル以下になれば約10%。年末に向けて30ドル以下になれば来年の新NISA候補の筆頭。①と同じ。40ドル以下になれば約10%。構成比率低いがS&P500採用銘柄のため、SPY、VOO購入するとMOも購入される。①②はたばこ銘柄なので、別業種になり相関関係はない。30ドル以下になれば約年9%。②と同様にS&P500採用銘柄。公益事業銘柄なので、①~③とは別業種。年初来高値だが、株価が金利に影響するので買い時に注意。FRBが年内3回利下げする想定:買い時と判断 ※少し遅いかも?年内の利下げ回数が2回以下の想定:FedWatchツールで買い時を探す。②③と同様にS&P500採用銘柄。
- 長期的に円高になる場合
円建てで以下の企業の株を購入する。①2914(日本たばこ産業) 企業紹介ページBTI,MOと比較すると配当金は落ちる。海外比率は高いのでキャピタルゲインは狙えない。②メガバング3行(三菱UFJ、みずほ銀行、三井住友銀行)配当利回りが1番高いのを選べばOK。海外比率高いけど金利上昇すればキャピタルゲインはある程度相殺可能。
[新NISAの成長投資枠で購入する商品 売却差益(キャピタルゲイン)編]
割安感だと米国よりヨーロッパや新興国など他国のほうがいいが、結局ドルインデックスに依存するので来年も米国が高成長を続けるのであれば、S&P500に連動する商品を購入することを推奨する。
- S&P500に投資する場合
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)よりVOO(Vanguard S&P 500 ETF)を推奨[理由]①諸経費が安いeMAXIS Slim 米国株式(S&P500):年0.10%VOO(Vanguard S&P 500 ETF) :年0.03%
②VOO(Vanguard S&P 500 ETF)は年1.42%(税引き前)配当金が出る[補足 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を購入するメリット]購入金額がeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のほうが安いVOOを購入するには外国株式取引口座の開設が必要なので手続きが面倒
- 新興国に投資する場合
諸経費が安いが中国比率が多いのが難点。中国経済が回復することを見込んでいる人向け。
ヨーロッパが成長することを見込んでいる人向け。①より手数料が高いのと、配当が少ないのが欠点。
[新NISAで購入した商品を売却するタイミング]
新NISAで購入した商品を売却するタイミングの例を以下に記載する。
- つみたて投資枠
①大きなライフイベントで資金が必要になったとき。個人的には病気などで余命宣告されたら売却する。結婚や住宅購入も候補になるが、余命がわからないうちはつみたてすることを推奨。
②国債の利回りが増えた場合。日本ではありえないと思っているが、2023年の米国のように年利4~5%になったら元本保証されている国債に切り替えることを検討する。 ちなみに2024/8/4時点で日本10年国債の利回りは約1%。
③信託報酬が低い商品ができた場合。 「大和-iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」や「ピクテ-iTrustインド株式」などは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と比較して信託報酬が高い。ナスダック100やインド株などの新興国の投資信託を購入している人は定期的に商品を調査する。商品ができたら売却するか乗り換えるか検討する。購入済商品の利益が出ていなければ売却、利益が出ている場合は別の商品に乗り換える。
- 成長投資枠
①つみたて投資枠と同じ商品を購入した場合:上記「つみたて投資枠」と同じ。②個別株を売却差益(キャピタルゲイン)目的で購入した場合:企業の成長が止まったら売却する。決算見て判断すること。個人的には企業が発表した予想を2回連続下回ったら売却することを検討する。③個別株を配当金(インカムゲイン)目的で購入した場合:減配や配当金を出さなくなったら売却する。 ②との違いは決算悪くても配当金が減少しなければ売却しない。
[補足]
②③両方の目的で個別株を購入した場合は②を優先する。業績悪ければ減配することが多い。配当性向100%越えても減配しない企業もあるが・・・
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